差別を禁止する法律をめぐる世界の動き
2006(平成18)年12月、障害者権利条約が国連でつくられました。障害者のために新しい権利をつくった条約ではなく、障害者が社会の一員として尊厳をもって生活することを目的にしています。そして、条約の原則の一つが、障害に基づく差別をなくすことです。
条約の原則とは:
(a)固有の尊厳、個人の自律(自ら選択する自由を含む。) 及び人の自立に対する尊重 (b)非差別 (c)社会への完全かつ効果的な参加及びインクルージョン …(e)機会の平等〔均等〕…(第3条より)
諸外国では
欧米諸国やオーストラリア、韓国など、多くの国ではすでに障害者の日常生活・社会生活を送る上での機会の平等を保障する法律=差別を禁止する法律ができています。
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