<スライド1> 石川県内のきこえない者・きこえにくい者の 被災者支援活動について 石川県聴覚障害者災害救援対策本部 副本部長 藤平淳一 <スライド2> 安否確認の流れ 2024年1月1日 震度7/M7.4地震発生。 至急、安否確認を行うとともに、石川県聴覚障害者災害救援対策本部を立ち上げた。 ▼石川県聴覚障害者協会の加盟団体は9ろう協会 ・南加賀地域(加賀・小松能美・白山・野々市):発災から2、3日後までに安否確認完了。 ・金沢市(会員140名):発災から5日後までに安否確認完了。 ・能登地域(河北郡市・羽咋郡市・七尾):全会員の安否確認に1週間を要した。 ・奥能登地域(やなぎだハウス利用者18名(うち会員12名)・ほか会員1名):1週間過ぎてもなかなか確認が取れず。 (石川県地図) 奥能登 七尾 羽咋郡市 河北郡市 金沢 野々市 加賀 白山 小松能美 <スライド3> 被災現地への物資運搬(2024年1月6日) (物資輸送中の写真) (能登の地図) @曽々木 A柳田 B松波 C町野(通行不可) D珠洲市 E穴水町 出典:石川みち情報ネット <スライド4> 支援活動後報告会(2024年1月7日) (写真) ・山根事務局長が来所(聴覚障害者災害救援中央本部) ・聞こえない仲間を助けたいという気持ちがあり、腹を決めました。 ・能登就労支援事業所やなぎだハウスで ・しかし、自宅は後回しにして、ろう者のために奔走していました。 <スライド5> 1次避難所から1.5次・2次避難所へ 2024年1月12日〜 1.5次避難所(いしかわ総合スポーツセンター) 2024年1月18日〜 2次避難所(松任総合運動公園体育館) <スライド6> モバイルハウス仮設住宅 2024年8月 第3柳田団地 奥能登ろう者の村 (建築前、建築後の写真) <スライド7> 義援金 地震対象 全国の仲間たちから頂いた義援金 11,054,608円 ・全壊  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 6  きこえる世帯主の世帯数 5  計 11 ・大規模半壊  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 1  きこえる世帯主の世帯数 4  計 5 ・中規模半壊  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 1  きこえる世帯主の世帯数 4  計 5 ・半壊  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 3  きこえる世帯主の世帯数 19  計 22 ・準半壊  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 6  きこえる世帯主の世帯数 8  計 14 ・準半壊に至らない(一部損壊)  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 9  きこえる世帯主の世帯数 38  計 78 ・合計  きこえない・きこえにくい世帯主の世帯数 26  きこえる世帯主の世帯数 78  計 104 <スライド8> 能登豪雨 能登豪雨〜大雨特別警報〜(2024年9月21日) 元日の能登半島地震からの復興途上に、奥能登地方を襲った記録的豪雨。 20日夜〜22日にかけ雨が降り続いて河川の氾濫が相次ぎ、土砂崩れや住宅の浸水が広範囲で確認された。 (写真 ニュース映像     能都町柳田 住民提供 住宅地に押し寄せる濁流 9月21日石川県能都町) 出典:北陸中日新聞ニュース 出典:中日新聞Web <スライド9> 能登豪雨 21日(土)〜22日(日)安否確認 23日(月)〜24日(火)やなぎだハウスへ清掃支援 (写真) ・やなぎだハウス作業室が床上浸水  隣のやなぎだ第三団地は無事(床下浸水) ・やなぎだハウス近くの河川 <スライド10> 今後の課題 @安否確認 ・会員の範囲で迅速に安否確認を行うことができるよう、訓練を実施。 A福祉避難所の設置 ・石川県、8市6町(羽咋市、志賀町、中能登町、七尾市、宝達志水町、珠洲市、能登町、輪島市、穴水町、白山市、加賀市、小松市、能美市、川北町)に障害者放送通信機構とともに訪問し、福祉避難所の設置とアイドラゴンの設置について、要望を提出。 Bやなぎだハウスの職員の負担 C名簿問題 D終の住処問題