院内集会「地域主権改革と障害者施策を考える」

　私たち日本障害フォーラム（ＪＤＦ）は、全国の障害者・関係13団体が連携し、第２次「アジア太平洋障害者の十年（2003-2012）」及び国内の障害者施策を推進するとともに、障害者の権利の推進を目的として2004年10月に設立されたネットワークです。
　さて現在、政府は地域主権改革の取り組みを進めています。その方向性については賛同しますが、地域主権改革推進のための関係法律整備については、「義務づけ・枠付けの見直し」、「一括交付金」など、今後の障害者施策にさまざまな影響をもたらす内容が盛り込まれています。
　一方、「障がい者制度改革推進会議」においては、わが国の障害施策全般の見直しのための議論が精力的におこなわれており、６月中には方向性を示す第１次意見が出される予定となっております。
　障害者施策全般の見直しと地域主権改革がどのように関係するのかは私たちの大きな関心事であり、私たちは障害者の制度が後退しないよう、障害当事者の声をしっかりと聞いて制度設計がはかられることを期待しています。
　こういった現状を踏まえ、日本障害フォーラムとしての意見提起を含め、広く議論をして頂くための問題提起として、院内集会を開催します。

日時：平成２２年５月２６日（水）９時１５分～１０時３０分
場所：参議院議員会館　第４会議室（東京都千代田区永田町二丁目1-1）
主催：日本障害フォーラム（ＪＤＦ）
テーマ：地域主権改革と障害者施策

スケジュール

１．開会挨拶	森　祐司（日本障害フォーラム政策委員長）
２．地域主権改革に関する説明	内閣府地方分権改革推進委員会事務局　稲原　浩　参事官補佐
３．趣旨説明・JDFからの意見発表	尾上　浩二（日本障害フォーラム権利条約小委員長）
４．意見交換
５．まとめ	三澤　了（日本障害フォーラム副代表）
６．閉会挨拶	藤井　克徳（日本障害フォーラム幹事会議長）

進行：三澤 了（日本障害フォーラム副代表）

以上