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■最終更新 2018年7月3日
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障害者権利条約のパラレルレポート作成の取り組みについて
2018年7月3日
障害者権利条約のパラレルレポート作成の取り組みについて
日本障害フォーラム(JDF)
国連・障害者権利委員会では、日本が2016年に提出した「政府報告」を受けて、障害者権利条約の実施状況についての日本の審査を2020年に実施する見込みとなっています。
JDFでは、市民社会から国連に提出することができる「パラレルレポート」を、幅広い関係者と協議しながら作成し、国連でのよりよい審査と勧告に役立て、国内での条約実施と施策の向上につなげるため、次の取り組みを行います。
1.特別委員会の設置
名称:「JDF障害者権利条約パラレルレポート特別委員会」
(1年間の「準備会」の議論を経て2018年4月に発足)
代表者:阿部一彦JDF代表
事務局長:佐藤聡JDF権利条約推進委員会委員長
委員: JDF構成団体から各1~3名
2.これまでの経過と今後のスケジュール等(現時点での予定・想定を含む)
【2017年】
4/1~6 国連・障害者権利委員会の傍聴
6/7 国連障害者の権利条約推進議員連盟総会
国連傍聴団報告会(議員会館)
6/21 「JDFパラレルレポート準備会」発足
同準備会にて、レポートの骨子となる意見交換・集約の実施
(第1条から条項ごとに各団体の意見や課題を出し合う)
9/25 日弁連「権利条約パラレルレポート作成PT」との意見交換
11/22 国連障害者の権利条約推進議員連盟総会
【2018年】
~3月 準備会にて、各条ごとの意見集約資料のとりまとめ
4/1 「JDF障害者権利条約パラレルレポート特別委員会」発足
6/27 国連障害者の権利条約推進議員連盟総会
2018年度以降の予定(一部調整中)
・意見集約した内容をベースにパラレルレポートの起草
・関係団体との意見交換/公開フォーラムの開催など
・「障害者権利委員会」(ジュネーブ)の傍聴
【2019年】
・権利委員会による事前質問事項を受けて、建設的対話用パラレルレポートの作成
【2020年】
・パラレルレポート(建設的対話用)を、権利委員会に提出予定
・権利委員会において建設的対話と総括所見公表
・報告会の開催など
・総括所見の実施開始